2012年06月10日

天水桶(てんすいおけ)


日曜日、曇ってはいるけど。。。
この季節、暑くも寒くもない心地よさ。。。
二輪車がやけに多いのも、この気候が走らせたい気持ちに
するんでしょうネ! 事故だけには気をつけてください。

今日、お客さんに訊ねられたことから・・・
若〜いお兄さんが
「金剛峯寺に行ったら、屋根の上に桶が乗っけてあったんですけど・・・
あれ、何の意味があんの???」と。
DSCN0360.JPG

あれは  天水桶(てんすいおけ) と云われるもので
金剛峯寺の屋根は檜の皮を何枚も重ねた檜皮葺(ひわだぶき)に
なっていて、その屋根の上に桶が置かれているんです。
もちろん、意味があって置かれているんやろなぁ〜?
何のために??? ですよね。。。

これを「天水桶(てんすいおけ)」といいます。
DSCN0361.JPG

これは普段から雨水を溜めておき、火災が発生したときに
火の粉が飛んで屋根が燃えあがらないように桶の水を
まいて湿らし、少しでも類焼を食い止める役割を果たしたと
いわれています。

設備の整った現在は無用の長物になっているけれど・・・
底に穴を開けて水が溜まらないようにしているそうです!
その姿のみ現在に残し・・・これがほんとの“カラオケ”だと
境内を案内するガイドがよくお客さんを笑わせています〜。
ちなみに・・・ここでカラオケ歌うなら「般若心経」に限ると・・・。
うぅ〜〜ん?!



posted by べっぴん❶号 at 14:50| 和歌山 ☀| その意味?教えて! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月23日

講社って? 例えば大師講・・・


今日はお彼岸中日。
やっぱり・・・高野槙(まき)を提げて奥の院へお墓参りへ
行かれる方の姿が目立ちますね。。。

半袖では、もぅ・・・「涼しい」の表現を通り越した「寒い」になってきた。
朝から連休初日で忙しいかな?と張り切って
半袖で出勤した私も・・・念のため(^^ゞ?とカバンに忍ばせていた
カーディガンを羽織りました。。。
ここ数日の高野山は、この1枚が心地よい感じです。

さて、今日のブログは・・・
案内所の前に止まった観光バスのフロントに貼ってあった
団体さんのネームプレート「〇〇講 参拝団ご一行」から
記事のネタをいただきます!!!

この 〇〇講。 講(こう)=講社(こうしゃ)って?!
高野山では 宿坊や お土産物屋さんの歓迎看板等で
何気に見慣れ、又よく耳にもする。
例えば・・・各町内には“大師講”というものが存在する。

高野山は、お大師様のお膝元。
真言宗では、空海に帰依する人々の講社を「大師講」といいます。

「講」とは・・・ 宗教・経済・社交上の目的を達成するために組まれた
結衆集団のことをいいのだそうです。
講という言葉は、もとは、仏教で仏典を講説する「講経」に
由来しているという説もあります。
平安時代には法華経を購読供養する「法華八講」がさかんに行われた
ことを例に・・・やがて 一般化して自然崇拝にもとづく山神講・龍神講
神社の氏神講・宮座講。
最も古い講は鎌倉時代、伊勢神宮を参拝する「伊勢参り」のために
講が形成されたと云われます。
その後、来世でのご利益を得るために霊験のある神社やお寺に
参拝するための講が作られ・・・
講は五穀豊穣を祈願するものから商売繁盛や家運隆盛など
さまざまなものがあり、目的によって
複数の講が作られていたといわれています。

このように講の基本目的はお参りという機能なのですが、
それ以外にもレジャーの要素が加わり〜
せっかく何日もかけて神社やお寺に参拝に訪れたなら!
ただ参拝するだけなく、旅の途中でその土地の名物や
珍味に出会いながら、ゆっくりと旅を楽しもう!!!という
参拝団も増えたそうです。それも含め〜の、楽しく同信仰が
集い「お参り旅」ってことでしょうか。。。

高野山には、毎月1度20日に大師講として集う町内もある。。。
昔むかしから人々の生活には、たくさんの想いと願い、祈り・・・
様々なカタチで・・・ 信仰の姿があったんですね。



posted by べっぴん❶号 at 15:55| 和歌山 ☀| その意味?教えて! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月13日

ローソク


今宵、ろうそく祭りぴかぴか(新しい) 萬燈供養会。
高野山の夏を代表するお祭りで通称ろうそく祭が盛大に行われます。

私たちも夕方から会場へお出かけです。。。
高野町観光事業推進委員会の事業で毎年奥の院(納経所近く)で
ろうそく祭りご参拝のお客様にお茶をお接待しています。
参道を歩き・・・のどが渇いたぁ〜と、そんな時・・・
冷たぁ〜いお茶をグィっと、お立寄りください。。。

今も その準備で一の橋付近へ行ってきましたが、徐々にお客さんも増え
お昼から益々賑やかになりそうです。

今晩の ろうそく祭は、約10万本のローソクの光で荘厳し・・・
先祖をはじめ奥之院に眠る総ての御霊(みたま)を供養するお祭りです。

ローソクが出来て以来・・・永い歴史の中で様々な典礼に点火され、
一方では闇を照らす生活の灯りとして貴重な役目を持ち
電灯普及までの長い歴史の中で 先人たちの生活になくてはならない
大切な存在でローソクは活躍してきたわけですよね。

先祖供養には「灯り(ローソク)」の他に花、浄水、供物、線香(香)の五つを
数え、「五供」と呼ばれます。 
毎朝のおつとめには灯明(ローソク)をあげて線香を焚き
お仏飯・水・お茶等をあげ、花を供えて お経を読んで・・・
あるいは お念仏を唱えてご先祖に感謝し、生きている喜びや
一日一日の無病息災をお祈りして。。。

知らず知らずに日常に行っている行為にも それぞれ大切な意味があることを
知れば、その行為への思いも変る。
前に なぜ線香は3本あげるのか?・・・ このブログで記事にしたけど・・・
ローソクにも意味があるはず・・・ と、例によって得意の調べるところの
ローソク話をいたしましょうexclamation×2

ローソク(お灯明)は、極楽浄土へ導く明かりと記されていました。

ローソクのあかりは邪気を払い災いを避け、廻りを浄化し・・・
さらには、「幸運を呼ぶ力」があるそうです。
そして、闇を除き全てを明るくする力も。
これは、仏様の知恵が私たち全ての迷いを除き、悟りを導くことに
例えられいるのだそうです。
ローソクを燈した周辺を聖域とされ、汚れや悪霊から仏の身を守り
浄化するという役目もある。

そう意味を知って・・・今宵 ろうそくの灯りを1本1本・・・燈してください(^.^)
意味を知らないで何気に燈すより 
あたたかい、優しい灯りに見えるのでは・・・きっと わーい(嬉しい顔)


posted by べっぴん❶号 at 14:58| 和歌山 ☀| その意味?教えて! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月07日

お盆とは・・・


思わぬご馳走をいただいたりすると、「盆か?! 正月が来たみたいや!!!」とか
言いませんか??? 目 ぴかぴか(新しい)

お盆とお正月は、日本人の特別な日。・・・そうであってほしい。

1年365日、慌しく過ぎる日常で・・・ 
心穏やかに御先祖や故郷を思うことが毎日出来たなら、それに越したことはない・・・
けど、現実は、お彼岸やお盆が近づいて・・・
「お墓参り、行かなアカンなぁ〜」となる。(私^^;)
そうかとゆって与えてくださる機会でもなければ・・・もっと疎かになるはず。
せめて・・・暦上で与えられた日には、故郷を思い、先祖を敬いたいと思う。。。

昔では当たり前の事でも・・・省略されたり、なくなってしまったりする風習や
行事・・・。様々移り変わってゆく社会のなかでも・・・和の情緒、和の心を感じながら
その土地土地の大切な風習は、世代がかわっても習い伝え、残したいもの。。。

そのお盆を間近にして、ふと、「お盆」に何で?「盆踊り」なんやろ?
お盆に踊るから「盆踊り」だったら、単純すぎるし、
絶対意味あることから お盆に踊る「盆踊り」になったんやろなぁ〜と、
調べるところのお話しを、いたしましょう!

さて、お盆の正式名称は[盂蘭盆会・うらぼんえ]と言います。
ご先祖の精霊を迎え、追善の供養をする期間を「お盆」と呼びます。
地域性での違いはありますが、基本として・・・

・7月または8月の13日より16日までの4日間をさします。
・13日の夕方に迎え火を焚き、先祖の霊を迎えます。
・期間中には僧侶を招きお経や飲食の供養をします。
・16日の夕方、送り火を焚き、御先祖さまにお帰りいただきます。

又、お盆には、鎌倉時代頃から江戸時代に民間の行事として盛んになり
「盆礼」といって・・・親族や知人の家を訪ね、挨拶して、進物の贈答をすることが
行われたそうです。
関西では「素麺」、関東では「麦粉や米」などを持参したとか。。。
盆礼を中元ともいい、今日の「御中元」につながっているとも云われます。

日本には、大昔から、自然や動物、モノなどの魂と同じように
ご先祖を大切にし、死者の霊をまつる風習があり・・・
冬の寒い時期と、夏の暑い時期には、たまだな(霊棚、精霊棚ともいう)をもうけ、
死者や先祖の霊をまつる、たま祭りが永く行われてきました。
冬のお祭りが「正月」。夏のお祭りが「お盆」。
色々な考え方が伝えられますが、インド発祥の考えと日本の風習が仏教伝来で
合わさって・・・お盆の風習が出来たと思われます。

お盆には先祖や亡くなった人たちの精霊が帰ってくるといわれ、
その霊が迷わず帰ってこれるように迎え火を焚き、盆提灯を飾る。
そして、お盆の間、一緒に過ごした祖先の霊を送り返すため、帰り道を照らすための
送り火を焚くところもある。これを精霊送りといって、
そういえば、京都の夏の風物詩である大文字の送り火も
毎年8月16日に行われますよね。。。
(地域や宗派によって先祖の迎え、送りの日や作法は違います。)

今や すっかり夏の風物詩となっている「盆踊り」。
たいてい、地域のお盆にあわせて催されていますが、その・・・なぜ?お盆に盆踊り?
なのでしょう?

盆踊りの由来として、釈迦の弟子の一人、目連尊者の故事があります。
目連は餓鬼道に堕ちた母親を救うために7月15日のお盆に祈祷を行いました。
その結果、母親が救われその喜びのあまり踊ったのが盆踊りの由来になっていると・・・。

他にも盆踊りには、さまざまな説がありました。
意味を考えるまでは、盆踊り=祭イベント 祝い事的な催しで盛んなイメージですが・・・

お盆にもどってきた精霊を慰め餓鬼や無縁仏を送るための踊りという説、
お盆の供養のおかげで成仏することのできた亡者たちが歓喜する姿を表現したもの、
お盆にもどってきた精霊たちを踊りに巻き込みながら送り出すためのもの、
悪霊や亡者たちを踊りながら追い出すものと色々・・・。

いずれにしても、祖先たちの精霊のために踊るもので・・・ 時が流れ・・・
今、生きている者の楽しみの一つとして
田舎に帰省した家族、子孫たちに、その地域の未来を担う子どもたちに・・・
ご先祖さまが与えて下さる娯楽として・・・難しい話はさておき(^.^)
楽しんだらいいんやグッド(上向き矢印) と、解釈しよっとぴかぴか(新しい)
地域の結びつきを深める場、帰省した人々と久々の再会があったり・・・
楽しめますよね。。。

高野山では、ご先祖さまの精霊、お盆の供養をする『ろうそく祭り』が
8月13日に開催されます。
ろうそく祭りでは、盆踊りはないけど。。。 
奥の院の参道にローソクを燈しながら、参加されませんか。。。
rosokumatsuri2.jpg

詳しくは  http://www.shukubo.net/contents/

posted by べっぴん❶号 at 16:46| 和歌山 ☁| その意味?教えて! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月08日

散 華


この数日のブログは、お大師さまの御誕生をお祝いする
『青葉まつり』に関連する記事が続きますが・・・
今日は “散華” について・・・。 
仏教の法要のなかで儀式として執り行われる『散華』。
高野山では見慣れていても・・・日常には珍しいことの一つかもしれません。

近々では・・・町を挙げて華やかに花御堂渡御(はなみどうとぎょ)が
繰り広げられる青葉まつりにおいて 稚児行列を先導に山車へ乗り込んだ
青葉娘(あおば むすめ)や山内の住侶らによって散華が行われます。

散華とは・・・【仏を讃(たた)え供養(くよう)するために
お花を散布する】とされています。
清めて仏を迎えるために散華(花吹雪)するともいう。。。


ひらめき さて、次がポイントです〜♪♪♪ ひらめき
ぴかぴか(新しい) この散華を身につけると心身が清められ、仏教の御加護を授けて
いただけると云われていますぴかぴか(新しい) グッド(上向き矢印)


もともとインドで花や香(こう)を地に撒いて
その場を清め、また花の香りをもって信仰対象を供養したことに
由来するらしい。。。
古くは蓮(はす)などの花びらを散布したと云われるが
日本では 紙製の蓮弁(れんべん)形の花びらや樒(しきみ)の
花または・・・葉っぱが用いられるのが通常になっているようです。

★散華(さんげ)★
DSCN0680.JPG

↑ ↑ ↑ 紙製の散華にも それぞれ意味合いを持ったデザインが
ありますが、最近 高野山で使われている散華は チョット可愛い!!!
高野山開創1200年記念法会のイメージキャラクター“こうやくん”が・・・。

★青葉まつり・散華の画★
IMG_1088.JPG

ちなみに私は授かった散華を財布の中にしのばせ
御加護をいただきたい・・・と、大切に保管いたしておりますの揺れるハート

幸運をよんでくれますように♪♪♪ ぜひ青葉まつりでGetしよう!
行列の散華に毎年人々が殺到します。混雑でケガだけはしないで下さいネ^^;
posted by べっぴん❶号 at 14:26| 和歌山 ☔| その意味?教えて! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月03日

高野聖(こうやひじり)


6月3日。
ふと、高野町史を見たら・・・今日は何の日? で、
昭和32年の6月3日・・・
日活で「高野聖」を映画化。滝沢監督一行が高野山登山。← とあった。

そんなつながりで(どんなつながりや^^;?)・・・
今日のブログ記事を『高野聖(こうや ひじり)』にし〜よぉっとッー(長音記号2)

「高野聖」(こうやひじり) ご存知ですか?
聖とは「日知り」から来た言葉らしく・・・
「日:すなわち太陽のように輝き、物知りな人」という意味が
あるのだそうです。
東大寺を再建させた「重源上人」、放浪歌人「西行」も
高野聖の出身であると著書に記されていました。

そもそも、高野聖と言うのはどういった人たちなのか。。。
「聖」といわれる半僧半俗で全国を徘徊し信仰を勧進する集団は
奈良時代からいたそうですが、高野山では空海が入定後、
平安中期に火災などで高野山が一時荒廃したとき・・・
復興資金を喜捨として集めるため、全国に派遣された聖を
「高野聖」と呼び、各地に知れわたったとあります。

彼らのおかげで現在の高野山の繁栄があるとも言われ、
高野聖の存在によって全国に広がる「弘法大師伝説」が始まったとも・・・。

彼らは金剛峯寺の正式な僧ではなかったそうですが
高野山麓に庵であり、修行の場でもある「別所」をいつくか作り
復興資金を喜捨として集めるために・・・全国各地へ・・・
高野山から派遣されたのだと云われています。
全国津々浦々まで、お大師さま(弘法大師)の奇跡、偉大さを
語り続け・・・まわったのだとか。

高野山の霊場信仰を説くための「高野山参詣曼荼羅」を持ち歩き、
それを人々に見せながら「高野の山奥の廟所において、お大師様は今も
修行を続けながら私たちを見守っておられます。
お大師さまの居られる奥の院は浄土です、そこへ遺骨を納めれば、
あの世においてきっと苦しみから逃れられることでしょう・・・」などと、
絵解きで人々に説いてまわったと、憶測し・・・。

いずれにしても、高野聖らが活躍したことも大きな事として
全国にお大師さま信仰が広がっていったということですよね・・・

posted by べっぴん❶号 at 12:02| 和歌山 ☁| その意味?教えて! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月21日

5月お逮夜参り終了!

5月20日 お逮夜ナイトウォーク無事終了。
今月で3回目。100名ほどの参加をいただき、引き続き とても充実したお参りに。
3月、4月には、真っ暗だった出発も、同じ時刻(午後7時)まだ薄明かりのなか
先月見えなかった参道脇の立ち並ぶお墓が見えました。
同じ参道を歩くも季節に変えられる、その風景に心も変わるなぁ〜と
高野山に居ながら、今更の発見でした。

燈籠堂に着くと、奥の院の僧侶がお迎え下さり…
塗香(ずこう=身体に香を塗って、けがれを除くとする お香)を入り口で
「手をこすり両手にお塗りください。」と導いてくれます。
通常は、午後5時になると閉ざされる燈籠堂の中へ。
特別な行事は別として…夜参りで開けてお参りさせていただけるのは特別な事デス。
そして、堂内の内陣後ろへ参列し…
金剛峯寺さんのご協力を得てお導師様の読経に参詣客も町民も声を重ね…
個々の心に何を拝んだのでしょう。。。

この夜参りでは、大震災の被災を風化させることなく一日一刻でも早い復興を
お祈りすることも大きな目的としています。。。
初回の参加 約100名、先月70名近く…そして、今月の100人の祈り…
積み重ねられて…届きますようにムード

きょうは、最後にお導師さんから 教えていただいたこと。
般若心経の後に唱えた『南無大師遍照金剛』の意味!
「遍照金剛」はお大師さまの灌頂名。
(詳しくは、お大師さまが唐に留学した際に恵果和尚からいただいた名前とありました。)
「南無」は 心から信じお従い申しますという信仰の誓いを表わすのだと。


なので…率直にいうと「お大師さまを心から信じます。お願いを聞いてください。」
わたしは、そう解釈しました。。。
ちゃんと意味を知らずに今まで何気に唱えておりましたふらふら すみません。。。

とても貴重なお話と、5月の澄んだ夜空の下…ココロもカラダもあたたかな時間でした。
参加して下さった方にも感謝デス! お疲れさまでした。
ここに高野山の魅力を感じていただけたでしょうか…

posted by べっぴん❶号 at 01:16| 和歌山 ☀| その意味?教えて! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月08日

高野七不思議@ ババジャコ!


高野山森林公園から、奥の院裏山へ・・・
DSCN0610.JPG

奥之院御廟近くの「玉川」で泳ぐアブラハヤ。
高野山で通名 ババジャコ!  ババジャコってわーい(嬉しい顔) おもしろい名前わーい(嬉しい顔)
DSCN0609.JPG

写真では分かりにくい??? ヒョロヒョロ〜泳いでる魚、分かりますか???
この魚が通名ババジャコ! 背中に串を刺したような模様があって
それについての伝説が 『高野七不思議』 のひとつ話しにあります。
また、当ブログでも七不思議の他のお話しも紹介していきますね。。。

『高野七不思議』“焼いた魚が泳ぎだす”
むかし、お大師さまが玉川のほとりを通りかかったとき、
おばあさん(山男という説もある)が、魚を串にさし焼いていたとか・・・
お大師さまは「おばあさん、私にも魚をいただけませんか?」
そう尋ね、おばあさんから魚を買い取った。
串に刺された魚をおばあさんから受取り、お大師さまが魚から その串を抜いて
玉川の清流に放してやると、半焼けの魚がたちまち甦って泳ぎまわったそうな。。。
魚はお大師さまの恩を忘れずに、背中に焼けた串跡を残している、というお話です。

おばあさんは、小魚がすいすいと泳ぎはじめた姿をみて殺生の罪をくい、
それから魚をとることをやめたとか。
小魚の斑点はお大師さまに助けられた時の串のあとというわけです。

だから、今でもお山の人はこの魚を食べないとも伝わっています。。。
そんなババジャコのお話し、画像では背中の斑点まで写せませんでした。
あしからず・・・。



posted by べっぴん❶号 at 10:38| 和歌山 ☁| その意味?教えて! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月01日

金剛峯寺の宗紋(家紋)


昨日、ご来所されたお客様から・・・こんな質問がありました。。。
これも知ってるつもりでいましたが・・・改めて言葉で問われると・・・
上手くご説明出来たかなぁ〜と、不安になり改めて調べてみました^^;
うん!私の薄覚えとほぼ同様の説明で^^; 良かったです。。。

質問は総本山金剛峯寺(高野山真言宗)の宗紋。なぜ、ふたつ? 意味は?
一般的に家庭でいう家紋とするもの。。。
↓↓↓ ちょっと分かりにくい画像ですが・・・写真両横の大提灯にある紋です。
DSCN0339.JPG

紋が二つあります。一般家紋は、ひとつですが二つで宗紋とされています。
「五三の桐」と「三頭右巴(さんとうみぎどもえ)」。

説明によると・・・
五三桐 - 豊臣秀吉拝領の青厳寺の寺紋。
三つ巴 - 鎮守・丹生都比売神社(通称・天野神社)の定紋。

空海・佐伯真魚は讃岐国の豪族である佐伯直田公の3男として生まれました。
巴紋は佐伯家の家紋でもあります。後に天皇から弘法大師の称号を
下賜された時に一緒に天皇家の家紋である5・3の桐紋も頂かれたとあります。
それからこの二つの紋が宗紋として定められたのだそうです。

桐の紋は皇室の紋でもあり、金剛峯寺の場合、白河・鳥羽上皇や藤原道真、
北条政子、豊臣秀吉など縁が深くあったことから、桐の紋を賜ったとも伝わります。
又、巴の紋は神霊の印として、神仏の加護求める神社の神紋や寺の寺紋に
使われる紋でもあるとも記されています。

高野山内では、よく目にする宗紋ですが・・・
意味は? お客様の方が関心を持っておられ・・・
自分の町の何気ない習慣や見慣れた諸々・・・
外から訪れられたお客様の不思議や疑問によって私自身の視野も変わります。
お客様から日々勉強です。。。








posted by べっぴん❶号 at 14:16| 和歌山 ☔| その意味?教えて! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月05日

線香3本の意味


このブログを立ち上げて2ケ月が過ぎました。
嬉しく有難いことにアクセス数も増えてきました♪♪♪ 
高野山の情報や魅力を少しでも・・・一人でも・・・
多くの方に発信したいなぁ〜と始めたブログです。伝わってるかなぁ〜???

でも ブログを更新しようという気持ちが・・・私自身の勉強にもなって・・・
今まで知らなかった、というか・・・恥ずかしながら・・・何となく分っているつもり?の
中途半端な知識を、ブログでお伝えするからには具体的な内容や意味として
調べたり〜学びつつの日々更新になっております・・・(~o~)
高野山という土地柄、宗教に関連する記事も多いから
専門的、学問的なこと等々、お坊さんではないので(^^ゞ 素人知識で(^^ゞ
ご参考としてお付き合いくださいね(*^^)v 

さて、そんな毎日から 今日のブログタイトルは ある知合いの方との会話から・・・
『あっ!それ、ブログの記事にし〜よぉっと!』思ってたことを。
「お線香は なぜ3本立てるのか?」という話。
普通の会話のなかでのスラリと流れた線香3本の話だったから、
その時の会話に答えは出てこなかったけど。
それこそ知ってるようで あやふやな知識(^^ゞ
高野山に居るからには知っておかなければ exclamation×2 私なりに調べた答えを見つけました わーい(嬉しい顔)

宗派によって意味は様々です(立てる本数も宗派で違う場合が)。 ここでは真言宗で。

『お線香は なぜ3本立てるのか?』それでも幾通りかの説明がありました。
・弘法大師様へ1本、ご先祖様へ1本、本人のために1本。
・弘法大師様へ1本、大日如来様へ1本、ご先祖様へ1本。
・仏法僧に帰依(きえ)を意味して3本。
 ※ 帰依(意味:拠り所にする・神仏を信頼して尊び教えに心から従うこと)
 ※ 仏法僧・・・仏=仏 法=仏の説いた法と(のりと) 僧=仏法を行ずる僧または教団宣
・現在・過去・未来に各1本。

総合的に、3本の線香を供えるのは大日如来や弘法大師、当家先祖の各々に供えるという
気持ちももちろん大切だけど それだけで終わらない・・・仏法僧に帰依して日々正しく
生きていくことを表しているのだそうです。
1本でも2本でも5本でも誤りではなく、真言宗の修行は三密の修行であるから3本を
薦めているとも言われています。

★さらに知っておきましょう!!!

お通夜と49日の法要が済むまでは、一筋に成仏に向かう意味で線香は1本とされています。


ちなみに・・・お線香は、お祈り中にお迎えしている仏様を香でもてなすため。
ロウソクは1本。心に灯す智意です。

ちなみに、ちなみに・・・ロウソクの火はもらい火・他の人のろうそく火を使わず、自分の
持ってきたマッチかライターで灯明するのが正しい方法です。
(種火が有るときはこれを利用してもOK)

もう一回、ちなみに・・・線香を消すときは口で吹かずに、手であおいで消しましょう。
ロウソクも同じ。人間の口は とかく悪業を積みやすく けがれやすいものなので
仏さまに供える火を消すには向かないとされています。

知ってましたか? ちょっと、知ってて損はないでしょう〜?
日常の生活で常識として普通にしてる作法や習慣、見よう見まねでしてること、
意味を知らずにしているよりも、知ってすることで
その行動に『心』や『思い』が ついてくるような気がするのは私だけでしょうか揺れるハート


posted by べっぴん❶号 at 15:17| その意味?教えて! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月01日

エイプリルフール


エイプリルフール (April Fool's Day) とは・・・
よく知っての通り、毎年4月1日には嘘をついてもよい、という風習のこと。
イギリスなどでは、4月1日の正午までに限るとも言い伝えられているらしい。

エイプリルフールの風習は、大正時代に西洋から日本に伝来。
由来は諸説あって正確な由来は未詳といわれているみたいで・・・
諸説の一部で有力とされている由来は「グレゴリオ暦導入説」なんだとか。
その昔、フランスでは、3月25日を新年として4月1日まで祭りを開催していたとかで・・・
しかし、1564年にフランス国王シャルル9世によってグレゴリオ暦が採用され、
1月1日が新年となった。
これに反発した人々が4月1日を「嘘の新年」として馬鹿騒ぎをするようになったのが、
エイプリルフールの起源と言われているそう。

又、インドでは春分から3月末日まで修行を行うが、終わるとすぐに迷いが生じる事から
4月1日を「揶揄節」と呼んでからかったという説もあるそうです。
古代の神話、聖書の話に基づくものといった説もあったり様々・・・

今日は高野山に全く関係のない記事になってしまったけど・・・わーい(嬉しい顔)あせあせ(飛び散る汗)
なんだか、今日はバタバタ・・・忙しい1日で『うそ』をつく暇もなかったわーい(嬉しい顔)


posted by べっぴん❶号 at 17:39| その意味?教えて! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月28日

不動明王


今日は28日。と、いう事で・・・
「28日」に ちなんで・・・今日のタイトルは「不動明王」としました(^.^)

なぜなら・・・『毎月28日は お不動さん(不動明王)の日』⇒『お不動様の縁日』として
ご存知の方、信仰される方も多いでしょう。。。

不動明王を日本に初めて伝えたのは、弘法大師・空海だそうです。。。

不動明王さまは、悪を降伏するために恐ろしい姿をされ、全ての障害を打ち砕き
おとなしく仏道に従わないものを無理矢理にでも導き救済するという役目を持っておられ
真言宗の教主「大日如来」の使者とされています。
お姿は、目を怒らせ、右手に宝剣を持ち左手に縄を持つ大変恐ろしい感じを受けますが
御心は人々を救済しようとする厳しくもやさしい慈悲に満ちていると信心されており
霊験あらたかなことで有名で「お不動さん」を御本尊とされるお寺への信仰が多い様です。
自分自身の目標に向け、日々精進努力し、祈ることによって
諸々の願いがお不動さまに聞き届けられご利益をいただくことができるとか。。。


不動明王の真言(お経)は・・・本
「のうまく・さんまんだ・ばざらだん・せんだ・まかろしやだ・そはたや・うん・
たらた・かん・まん」。
私たち、高野山では聞きなれたお経です。

又、「護摩供」の際には、添護摩という護摩の木札を焚き、諸々の願いが成就するよう
祈る真言密教の修法がありますが、その御護摩は「不動明王」をご本尊として行われます。
護摩の祈祷を通じて、むさぼり、いかり、おろかさという心の迷いをお不動さまの
智慧の炎で焼きつくし、願望を清め、速やかに成就するようにと、
護摩の火はお不動さまの智慧を象徴し、添護摩を火中に投じ炎を煙に、天上の仏様に
捧げるという意味が込められ、主にご祈願(祈祷)の時に焚かれるのだそうです。

高野山にも不動明王を御本尊とされる寺院が幾つかあります。
そのなかでも大伽藍の境内にある『不動堂』は国宝です。
建久八年(1197)に鳥羽上皇の皇女八条女院の発願により、行勝上人が建立した「一心院」の
遺構であり、現在の建物は14世紀前半に再建されたものだそうです。
当時は阿弥陀堂だったという推定がありますが、後に不動明王を御本尊とされています。
残念ながら・・・御開帳されているものではありませんが
お堂前で手を合わせられる方は多いです。


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2011年03月24日

高野槇(こうやまき)


昨日(3/23)のblogでは「お墓参り」のお話しをしましたが、
今日は 『高野槇(こうやまき)』 のお話しを。

お墓参りに行く=『高野槇(こうやまき)』、ここにはつながりがあって・・・
私たち高野山に住む者は、お墓参りには槇を持参するのです。

高野町、この近隣地域、和歌山???・・・どこからどこまでがそうしているのかは
把握していないけど、供花の代用としてお供えします。

これも又古くから伝わる風習です。墓前だけではなく、御仏前(仏壇)にも。
法事、仏事、お彼岸、お正月はもちろん、日常にかかせないのが高野槇なんです。

高野山へお越しいただいた方は、お寺の本堂や奥の院のお墓等々に・・・供えられているのを
見かけご存知のことでしょう。。。

むかし、高野山では信仰生活において禁忌十則(慣習的に禁止したり避けたりすること。
タブー。)という守らなければならない規律・規則がありました。
その中で禁植有利竹木という決まりがあり、主として果実が生る木・観賞を楽しむための花が咲く植物
その他(竹や漆等)を高野山に植えることが禁じられていました。

そこで、御仏前にお供えする花の代わりが必要であると考えた・・・弘法大師(空海)は
・花よりも丈夫で枯れにくい。
・年中美しい光沢ある緑葉をつけている。
・心地よい香りを漂わせる。
その上、高野山に昔から多く自生している事などから「高野槇」の枝葉を代用として
供えたと云われます。

その古くからの慣わしが今に残り、大師信仰の家庭や一般的にも広まっているという事です。

「高野槇」 は、あることでも更に有名になりましたよね。
2006年9月6日に秋篠宮文仁親王と同妃紀子様との間に第三子になられる御長男がおめでたく
誕生された際に話題になりました。
親王殿下『悠仁さま』の「お印」 に選ばれたことで知られた方もあるかもしれません。
高野槇の持つ性質のごとく、大きくまっすぐにお育ちいただきたいという思いが
込められているそうです。。。
ちなみに「お印」とは、持ち物に名前を書く代わりに「お印」をつけられ名前を書く代わりに
用いられる印、皇族方の習慣です。

「高野槇」「高野豆腐」・・・地名から出来た商品のルーツを辿ると、そこには必ず奥深い話が
あるんだなぁ〜と。。。他に「高野〇〇」?ってないかなぁexclamation&question



posted by べっぴん❶号 at 15:35| その意味?教えて! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月23日

お墓参り


もうすぐ お彼岸も明ければ一日一日と・・・「暑さ、寒さも彼岸まで」と
云われるように春が近づくばかりですね。

お彼岸とあって、奥の院近く、この時期はお墓参りに行かれる方をよく見かけます。
ふと、疑問。。。お墓参りって外国では?あるのかな?日本だけ?

宗派によっては、様々な決まりがあるのかもしれませんが・・・
日本には、本当に古き良き風習や習慣が伝えられていますよね。

むかし、お坊さんから「お墓参りには、これといって特別な作法はありませんよ。
自分のご先祖様に手を合わせ、日頃の感謝の気持ちを伝えれば・・・」って
言われたのを覚えています。
お墓参りの手順というものも、地域や宗派によって色々かと思いますが

ちょっと、豆知識を ↓ ↓ ↓

◎ 墓参りの基本
・手桶等に水を汲みお墓所に参ります
・合掌して礼拝してから墓地の掃除を始めます
・花立ての水を入れ替え、生花をお飾りします
・半紙を敷き お供物の菓子や飲み物をお供えします
(お供えのお菓子等はしない場合も多いようです。)
※ お供え
 故人がお酒好きだったからと、墓石にお酒をかけられる方が少なくないようですが
 この行為は墓石の変色とか、シミなどの原因になりかねませんので、
 墓前にお供えするだけがいいとされています。

・線香に点火して香炉の場合は立て、線香皿の場合は横に寝かせます。
※ 線香の火を口で吹き消す方、この行為は見苦しくマナー違反という説があります。
 線香・ローソク共に手であおいで消しましょう。
 仏に供える火を人間の口(悪業を積み、穢れやすい)で穢すことになるそうです。

◎ 墓参りの基本:順番
 順序は故人と縁が深い順番からのお参りになります。線香を消さないように注意しながら
 お墓に水をかけ、真正面に向かい静かに合掌します。合掌の仕方は、
 お数珠をかけた手を、胸の前で左右を合わせ、軽く目を閉じ、頭を少し傾けます。
※ かけ水が墓石を清めるという意味のほかに仏教では亡き人に施す食べ物としての意味があり
 あの世での飢えや苦しみから救う役割もあるのだとか。

 ご先祖さまのご冥福を祈り、日頃の感謝の気持ち申し上げ、ご先祖さまにご報告したい事
 などを心から語りかけて下さい。又、ご自分の宗派のお経を唱えるのも大変良いことだそうです。

※ お盆 墓参りの終了後にやること
墓参りが終わったら忘れずに、花、線香以外のお供物は必ず撤去しましょう。
カラスや、小獣などが食い散らかしたりお墓を荒らします。
腐敗しないためにも必ず持ち帰ることです。

↑ ↑ ↑ ↑ ↑
意味を知って、お墓参りすると又その場所を温かく感じますね。。。
それこそ、いつと決められた日はないのかも分からないけれど・・・
お盆・春秋のお彼岸、暦の上でお墓参りをする機会を与えてくれる時期には
ちゃんとお参りしたいと、思う今日この頃です。。。 



posted by べっぴん❶号 at 16:23| その意味?教えて! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月04日

こうやくん


今日の高野山、昼前の気温0℃。
朝から雪がチラリ、チラリ、舞っています。。。

さて、本日のブログは『こうやくん』のご紹介ですー(長音記号2)
昨年は奈良の平城遷都1300年祭公式マスコットキャラクター「せんとくん」が大活躍でしたよね。

高野山にも、お客さんに大人気のアイドル的な存在 わーい(嬉しい顔)   こうやくん   わーい(嬉しい顔) がいます。
高野山へ来られた方は、町の色んな所で
こうやくんの分身を見かけられご存知でしょう目
こうやくん.JPG

↑ これは、観光協会の事務所前です。
カメラ こうやくんと記念撮影される方が多いです。

こうやくんは、来る平成27年(2015)4月2日〜5月21日の間、50日間にわたり
執り行われる『高野山開創1200年記念大法会』のイメージキャラクターとして
誕生し、今や大人気でファンもたくさん居ますハートたち(複数ハート)

何とも愛くるしいというか、可愛いんです揺れるハート
又、高野山観光協会(中央案内所・中の橋案内所)の店内でも
グッズ販売していますので・・・お土産などに、又高野山の記念にご利用してくださいね。

グッズ.JPG

こうやくんの活動は幅広く、大忙しのようでするんるん
高野山のお祭りや金剛峯寺さんの行事の時など・・・ラッキーな方はこうやくんに会えるかもexclamation&question 

こうやくんをもっと、もっと知りたい方は 次項有 http://www.koyasan.jp/kouyakun.html



posted by べっぴん❶号 at 12:34| その意味?教えて! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月28日

五輪塔の由来


高野山は昨晩から雨です。
天気予報はよく当たります! 朝11時30分現在、気温11℃。
ニュースでは少し長い寒の戻りがあるとか、言っていました。
又、寒くなるのかな?! 少しずつ暖かくなって来ていたのにー(長音記号1)

さて、今日は「五輪塔の由来」と題しまして・・・そんなお話しを少しばかり耳
最近、墓石にまつわる記事ばかりになっていますが・・・引き続きという事で・・・。
五輪塔って、寺院や霊園等で見かける、高野山では奥の院に多く建立され見かける
丸○や三角△、四角□等の石を積み上げたお墓です。

参道石碑2.bmp

この形にはひとつひとつの意味があります。
仏教の教えでは‘宇宙’は「空」「風」「火」「水」「地」の五つの要素から構成
されているといわれています。
人は亡くなると、大宇宙の天地に帰り仏と一体化するという意味でもある。
五輪塔には、この五つを意味する梵字(種子)が刻まれています。
大日如来を象徴した塔で、日本では平安時代後期以後、死者の供養塔として
建立されるようになったそうです。
その始まりは高野山だといわれており、密教の思想、特に空海の影響が強いとも
言われています。

★下段からの説明です。
四角・・・方 形=地輪(ぢりん) 「地」梵字:ア a
丸 ・・・円 形=水輪(すいりん)「水」梵字:ヴァ va
三角・・・三角形=火輪(かりん) 「火」梵字:ラ ra
半丸・・・半月形=風輪(ふうりん)「風」梵字:カ ha
珠丸・・・宝珠形=空輪(くうりん)「空」梵字:キャ kha
※ 種子は密教の真言でもあるため、下から読みます。

★人間に例えると・・・地=からだ・水=血液・火=体温・風=呼吸
 そして、これらが上手く混ざり合った状態を「空」と呼ぶそうです。


日常によく目にするモノでも・・・そのモノの意味を知って見れば
先人たちの知恵や思いを感じたり、学ぶことができ見方も変わる様な気がします。


posted by べっぴん❶号 at 11:44| その意味?教えて! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月25日

持鈴の音


今日の高野山は曇曇り でも、特に冷え込みは感じない・・・

朝から少し奥の院の参道をのぞいてみました。
杉木立のなか・・・シャァ〜シャァ〜と、竹ぼうきで石畳を掃く音。
奥の院の職員さんが参道を掃除している音が静けさに響き渡る・・・

参道縮小.jpg

それにかぶさってチリ〜ン、チリ〜ンって・・・綺麗な鈴の音も聴こえてきました。
お遍路姿の男性が参拝を終えて歩幅ゆっくりと歩くたびに心地良い音がするぴかぴか(新しい)
遠く響きわたる、澄みきった清らかな音色るんるん

持鈴(じれい)の音、お遍路さんの代名詞ですよね。。。
読経の際に振って使われます。
経文の句読点の意味も持ち、節に合わせて振られます。
ご詠歌にもかかかせないものです。

歩くたびに鳴る持鈴の音は、お遍路さんの道中では、虫よけ、蛇除けに使い
鈴の音により虫が逃げるよう、誤って虫を踏みつけて殺生をすることのないよう
無殺生をこころざし、鈴を鳴らす事で煩悩を取り払い、心が洗われ清浄な心で旅を
続けられる助けになる響き。とされているようです。
一里離れた山路では、道中の魔除や獣除けの役割もはたします。
災難に見舞われたときに自分の居場所を知らせるためにも役立つとして
白衣や、山谷袋につけお遍路さんには欠かせない道具なんですね。

そのお遍路さんは、70代前半?くらいの男性で、
後で案内所に立ち寄られ『京都まで、電車での行き方を教えて下さい。』と。
四国八十八ヶ所を巡り高野山で満願し、これから京都の東寺へ行かれるのだと。
新年を迎え早々に四国巡礼に出かけ約50日間の歩き遍路で、ようやく高野山の
お大師様にお参りでき胸が一杯になりましたとお話を聞かせてくれました。
敢えて一番寒い時期を選び、覚悟して臨んだ極寒、雪や雨はやっぱり厳しかったけど
少し日が照っただけで幸せを感じ、日常に天気に感謝はしなかったのに・・・。
この旅で小さな小さな幸せを沢山、お大師さんが教えてくれましたと。
案内所を出られてからでも、チリ〜ン、チリ〜ンの鈴音が響いていました。

この鈴の音と一緒にずっと巡礼されたんだなぁ〜と・・・
いいお話を聞かせていただきましたぴかぴか(新しい)



posted by べっぴん❶号 at 13:46| その意味?教えて! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月19日

お地蔵さまの前かけ


今日の高野山は気温は低かったけど・・・週末の晴れは久しぶりかも。
空気は冷たいけれど。。。何となく春が近くなった気分にもなった。。。

そう言えば、最近・・・又外国からのお客様が多くなってきたなぁ〜と、
今日は朝から案内所に立寄られるお客様の半分以上?が外国の方。
本当にここ数年多くなり、高野山の魅力が世界に発信されている現れを感じます。

高野山は、平成16年(2004)7月に「紀伊山地の霊場と参詣道」として
世界遺産登録され、更に平成21年(2009)3月にはフランスのミシュラン社が発行する
旅行案内書(伝統シリーズ)『ギド・ベール(緑のガイド)』で初の日本編(仏語)
“ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン”で優れた観光地として
三ツ星(★★★)評価を獲得しましたぴかぴか(新しい)
「浮世と全く違う時間が流れている。森の中を行くとそこには伽藍が現れ、
西洋人にとってまさに神秘的である。」と評価され、そこへ行くためだけに
わざわざ足を運んでも『あえて訪れる価値がある場所』としてミシュランが
推奨するぴかぴか(新しい)世界の高野山ぴかぴか(新しい)に認められたと解釈されますー(長音記号2)

閑散期はさすがに少なかったけれど、近年では春・夏・秋とシーズン好まず訪れてくれます。
人口約4.000人弱の高野山。年間約130万人の参拝・観光客が訪れるなか
約1割(1万3000人強)が外国客となるまでに・・・本当に歓迎すべき有難いことですグッド(上向き矢印)

この高野山で外国の方は何を?どんな風に?感じ・・・時間を過ごすのでしょう。。。
明らかに思うことは、外人さんは“ゆっくり、のんびり”時間任せ旅が好き!
日本人は、どちらかと言えば“バタバタ、セカセカ”気忙しく!
私、個人的にも旅行に出かけると「ここらの有名な行列の出来るお店って?!」
「人気のお土産は?」みたいなチョッとミーハーにわーい(嬉しい顔)
でも、外人さんって行列や何っていうより、人は人!自分は自分!で好みもマイペース型かな〜。

文化も生活習慣も違う異国。
日本人には普通の事でも不思議なこともいっぱいあるようです。
『これはどういう意味があるの?』と聞かれて、答えに詰ることもあって
日本人には見慣れたモノではあるけれど・・・
その意味をどれだけの日本人が答えられるかな?みたいな質問あせあせ(飛び散る汗)

外人さんからよく尋ねられる高野山散策の中に見る不思議をひとつご紹介しますと
かわいい Q:お地蔵さんは、なぜ?赤い前かけ(よだれ掛け)?してるの???

お地蔵さま@.JPG   お地蔵様A.JPG

確かにグッド(上向き矢印)
私たち日本人にとっては見慣れたもの・・・
でも、なぜ?かと知っている様で、知らない様で。。。100%の答えを持っていないふらふら
っていうか、不思議だと質問につながるまで深く考えていないっふらふら

かわいい A:地蔵菩薩が本来の名称で、一般的に人々から親しみを込められ「お地蔵さん」と呼ばれ、
「子供を守ってくれる仏様」として信仰されています。
前かけ(よだれ掛け)は、亡き子供があの世でお地蔵さまに護ってもらえるようにという願い。
昔は幼児の死が多く幼く亡くした子供の命、賽の河原で一人淋しく迷っているのではと思い
仏様にすがり救ってもらおうとした時、導いて下さるのが地蔵菩薩様と信仰され
亡くした我が子を護り極楽浄土に導いて下さいの一心で、
わが子の匂いがついた「よだれ掛け」をお地蔵さまに掛けてお願いしたと言われます。
この民間信仰が広く伝わり、お地蔵様に前かけを奉納する習慣が残ったそう。
ちなみに赤色とするのは、赤=魔よけの意味や人間の煩悩をあらわす色とも・・・

子供を思う親の愛情から残った習慣だと、外人さんの質問から私たち自身もお勉強になります。
英語でのアンサーは、もっと短くなると思いますが^^;

旅の価値観もお国柄で違いがあるかもしれませんが
遠く海を越え、遥々高野山へ来て下さる事が誇りです。
外人さんにも大人気の高野山。
まずは、お一人でも多くの日本の方にお越しいただき、高野山の魅力をお伝えしたいですハートたち(複数ハート)
ぜひ、今年は『高野山へ行こうるんるんるんるんるんるん計画して下さい。お待ちしていますハートたち(複数ハート)














posted by べっぴん❶号 at 15:41| その意味?教えて! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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